セルの書式にて整数を選び、少数桁を2桁に設定して表示すると
四捨五入した値が表示されます。
個々の内訳を合計してみてください。
合計欄に表示された値と差異が出ていることに気づくと思います。
差異がでた原因は、少数桁の丸めを行った内訳の値合計に対し、
合計欄は、合計した値をの丸めているためです。
解決方法は、個々の値を少数桁の丸めを行い合計する。なのですが、
しかし、SUM関数の中で、ROUND関数は使えません。
※SUM(ROUND(A1:A20))と記入するとエラーとなります。
※SUM(ROUND(A1,2),・・・ROUND(A20,2))と個々で記入すれば、
大丈夫ですが、要素数の上限がある上に、入力も大変です。
そんな時に使えるのが、SUMPRODUCT 関数です。
SUMPRODUCT 関数のEXCELヘルプでは、
「配列の対応する個々の積の合計を返す」と書いていますが、
実際は、配列同士または、配列にたいして計算ができる関数です。
※配列=範囲選択した値(A1:C7)
例としては、
A列 B列 C列
単価×個数 = 答え
・・・
単価×個数 = 答え
単価、個数、と並んでいる一覧があるとします。
それの合計のみ求めたい場合、
・個々の計算の合計列を作り、合計列を合計する。
・SUM関数の中で、個々の計算を行う。
SUM(A1*B1,・・・ A○*B○) ※要素数に上限あり。
SUMPRODUCT 関数を使うことで一括で求める事が出来ます。
SUMPRODUCT (A1:A○ , B1:B○)
また、SUMPRODUCT 関数は、条件に合う数値を集計するというような使い方もできます。
詳しくは、下記のリンクよりお確かめ下さい。 ※外部リンク
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Google SUMPRODUCT検索結果