ＩＴみたいな　なにか！？

(画像：イラスト無料素材　こどもや赤ちゃんのイラストわんパグ)

女性歌手の方が、ラジオで「35歳を回るとお母さんの羊水が腐る」と
発言した事で、問題となり活動を自粛するといった出来事がありました。

「羊水が腐る」というのは、間違いですが、年齢があがるにつれて、
不妊率と先天性の病気になる確率が上がるといった統計があります。

・母親の年齢別新生児に発生する染色体異常

・ダウン症候群 wikipedia
ダウン症のリスク
20歳 0.06%
25歳 0.08%
30歳 0.10%
35歳 0.26%
40歳 0.94%
41歳 1.21%
42歳 1.59%
43歳 2.04%
44歳 2.63%
45歳 3.33%
46歳 4.35%
47歳 5.55%
48歳 7.14%
49歳 9.09%

・先天性心疾患 wikipedea
染色体異常のリスク
20歳 0.19%
25歳 0.21%
30歳 0.26%
35歳 0.52%
40歳 1.51%
41歳 1.89%
42歳 2.38%
43歳 3.03%
44歳 3.85%
45歳 4.76%
46歳 6.25%
47歳 7.69%
48歳 10.0%
49歳 12.59%

・卵子 老化 google検索結果

現時点、上記病気の原因として「卵子の老化」が考えられているようです。

男性の場合は、2ヶ月ごとに新しい精子が作られます。
しかし、年をとっていくにつれて、作られる量が少なくなったり、
作られても、妊娠する力が弱くなったりします。

女性の場合は、生まれた時点で卵子の素があり、
年を重ねていくにつれて全体量が減っていきます。
また、赤ちゃんを育む力も年齢とともに低下するため、
妊娠する事が出来なくなったり、発育が悪くなったりするようです。

40歳代が寿命だった時代だと、両親の寿命までに
子供が力を借りずに生きていける年まで見守る事ができる
出産年齢のボーダーが20歳前半というのは合理的なのかもしれません。

現在の平均寿命が70歳代なので、理不尽な部分が確かにありますが、
健康な子供を望むなら40歳までに出産を迎えた方が良いようです。
(40歳代が50人に1人、50歳代になると10人に1人となります。)