2011年01月12日

「がん」の原因は、たばこでは無かった。

「がん」の原因はたばこでは無かった。
それは、健康に対する関心の低さが原因でした。

独立行政法人 国立がん研究センター 日本人のためのがん予防法より抜粋
[喫煙]
たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。
※喫煙により2倍ほどリスクが上がります。
※禁煙期間が長くなるほどリスクが低くなることが示されています。
※がん患者の4割程度は、喫煙の因果関係が認められる。
 残り6割については、様々な要因により発症。

[飲酒]
飲むなら、節度のある飲酒をする。
ある程度の量の飲酒は、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを下げるが、
飲む場合は1日あたりアルコール量に換算して約23g程度まで
(日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の2/3、
ウィスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度)。
飲まない人、飲めない人は無理に飲まない。
※飲酒によりがん全体のリスクが上がることは"確実"(肝臓、大腸、食道のがん)
※1日あたりの飲酒量が1合、2合、3合と増すとがんのリスクも、1.4、2.0、2.2倍と
上昇し、4合以上では3倍近くになる

[食事]
食事は偏らずバランスよくとる。
 ・塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。
 (食塩は1日あたり男性9g、女性7.5g未満、特に、
 塩辛、練りうになどの高塩分食品は週に1回以内に控えましょう。)
 ・ 野菜や果物不足にならない。
 (野菜・果物を1日400g)
 ・飲食物を熱い状態でとらない。
※食塩及び高塩分食品は胃がんのリスクを上げる。

[身体活動]
日常生活を活動的に過ごす。
ほとんど座って仕事をしている人なら、ほぼ毎日
合計60分程度の歩行などの適度な身体活動に加えて、
週に1回程度は活発な運動(60分 程度の早歩きや30分
程度のランニングなど)を加えましょう。

[体型]
成人期での体重を適正な範囲に維持する(太りすぎない、やせすぎない)
中高年期男性のBMI(体重(kg)/身長(m)2)で21~27、
中高年期女性では19~25の範囲内になるように体重を管理する。
※肥満は、大腸、乳房(閉経後)、食道、子宮体部、腎臓、
 膵臓の各部位のがんのリスクを上げる

[感染]
肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合はその治療の措置をとる。
※B型・C型肝炎ウイルスの持続感染は、肝がんの発がん要因であるのは
"確実"と評価されています


最近の世論は、たばこ批判に行き過ぎているように感じます。
喫煙によってガンのリスクが上がる事は確実です。

しかし、非喫煙であっても、それ以外の健康に対するリスクを
軽度に考えているならそれは、喫煙以上のリスクを負うこととなります。
個人個人の健康に対する姿勢が問題なのかもしれません。

・酒は百薬の長だから、飲んでも大丈夫と深酒を繰り返す。
・高カロリーな食品を、毎日食べる。
・塩分が多い食事を摂取する。
・油で揚げた食事を好む。
・体を動かす運動を行わない。

副流煙よりも、上記、健康に対する不摂生が、影響度が高い感じを受けます。

[関連]
独立行政法人 国立がん研究センター
独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター予防研究部
独立行政法人 国立がん研究センター 日本人のためのがん予防法

カテゴリー:タバコと健康

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